@mamy1326です。外の空気はすっかり冬の匂いですね。北国育ちとしては、雪が恋しい季節到来です。
この記事はイノベーター・ジャパンAdvent Calendar 2017の10日目の記事です。
ところで僕が働く環境は、
- 業務改善や情報共有
- 暗黙知の共有知化
と言った、いわゆる「改善タスク」 1 をチーム、会社組織として奨励していて、個人間に留まらず、さまざまな評価にも繋がります。
とても理想的な環境ですし、みんな本質を理解して運用していて、モチベーション高く仕事してます。
そんな環境にきて5ヶ月。 改善タスクについて、良いなあと思うところをイチメンバーとして振り返ります。
カイゼンできる理由
誰一人として、現状に満足していません。 カイゼンするために、こんなことをしています。
改善できる部分を常に意識
とにかく時間を作っては改善を続けています。 また、誰か取りまとめる前に、誰かが声をあげるところも良いところだな、と思います。
行動原理が明確
みんなの行動原理はきっと概ねこんな感じです。
- 技術とは便利に楽をするものである
- 改善で余った時間をクリエイティブな活動や新しい技術に使う
- 仲間が楽に楽しく仕事ができることに喜びを感じる
- 思いやりに溢れている
地道である
地道さが後に大きな利益に繋がることを本質的に知っていて、理解した上で実施しています。 時に多忙さでとにかく道を切り拓くことに専念することがあっても、誰かが後から整地しています。
改善するためのアンテナの張り方も強いです。
見つけた、気づいた人が積極的に改善していく
自分から改善タスクを取りに行った上で
- 共有する
- さらなる改善を考える
- 仲間からの評価を受けてフィードバックする
ということが自然とできているチームです。
言われなくてもやる
問題を解決するのがプロのエンジニアである、という大前提はもちろんのことですが、言われなくてもやってるんだよなって感じます。
- 仲間のため、品質のため、自己研鑽のためにやる
- エンジニアの意識が正しく高い
- 気づけばとにかく手を動かす
奨励する文化がある
改善というと生産的ではないと思われがちかもしれませんが、奨励する文化がエンジニアそれぞれにあり、週に一度のMTGでもしばしば話題になります。 具体的にいくつか挙げてみます。
- 業務が早く終われば
- インセンティブとしてやりたいことをやれる
- やりたいことのひとつとして改善タスクという選択肢がある
- 改善タスクは本質的な問題をしばしば解決することが理解されている
- 改善結果の利益貢献の可視化が可能
まとめ
結局、みんな改善したいんですよね。気になってしょうがない。 そしてこれらは、人がチームを支え、チームが人を育むという、良い回り方だなあと感じています。その上でまとめてみると、エンジニアファームを含むイノベータージャパンはこんな性質を持つな、と思います。
- 改善という時点で合理的であると即断できる
- 誰かのためにやれる、チームを常に意識している
- 結果を出すから周りに評価され、自然と全体評価に繋がる
- そもそもプロとして普通に行動しているに過ぎない
- 現状に満足することがない
- 勘所を察知する能力を各個人が補い合って形成されたチーム、組織である
- そういった組織を経営層が作ってくれている
当たり前のことが多いかもしれません。 でも、当たり前を継続し、カイゼンしていくのって、実はすごく難しいし、大切です。
所感
集まっている人が最高なのだな、と感じます。 その上で、本質を見抜き、問題解決する力が両輪となって、各個人とチームが循環しているとも思います。
僕らはチームとしても組織としても成長過程にあります。 その中で文化を作りつつ、改善を続けています。
改善なくして成長なし。 企業にも仲間にもチームにも個人にも。 これからも改善を続けながら、一緒に改善していけるメンバーが増えると良いな、と思っています。
Advent Calendar、次の人は…?
はい。あのアカセさんです。嫌が応にもワクワクしますね。
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社内での呼び名が決まっているわけじゃないので「(仮」です↩