技術系イベント(カンファレンスなど)に協賛する意味とその目的

こんにちは、CTOの@hiro_yです。

この記事はイノベーター・ジャパン Advent Calendar 2019、6日目の記事です。

ちなみに昨日、一昨日は&donuts(アンドーナツ、と読みます)のメンバーが書いてくれました。&donutsは「人がいるところに仕事を移す」職住近接をコンセプトにした当社発のプロジェクトです。とても面白いので、ご興味を持たれたらぜひ&donutsのサイトもご覧ください。

協賛のご報告と、そもそも協賛とはという話

さて、当社ではこのところ立て続けに技術系のイベント2つに協賛しました。11月に福岡で開催された「フロントエンドカンファレンス福岡2019」と、12月に東京で開催された「PHPカンファレンス2019」です。

以前、そうした技術系イベントに参加する意味について書いたことがあるのですが、今回は会社として協賛する意図だったり、意味について書いていきます。

会社としては、協賛して出す費用はいわゆる「広告宣伝費」にあたります。その名の通り、いわゆるPR費用です。だから会社や自社のサービス(プロダクト)の認知度アップだったり、ゆくゆくは人材採用にもつながったらいいなあ、という思惑を持って協賛をします。人や他の企業様とのネットワーク作り、という側面もありますね。

技術系のイベントだからこその協賛の意味

ただ、技術系のイベントの場合、それだけで終わらないと考えています。

会社の中にエンジニアがどれぐらいいて、どういう人たちなのか知ってもらう機会だったり、チームとして、組織としてどのように動いているのかを知ってもらう機会でもあり。あとはそもそも、会社としてエンジニアリング、技術にきちんと投資しているよ、というのを見せる場でもあります。

また、我々エンジニアは常日頃、有形無形のサポートを技術系コミュニティーから受けています。オープンソースソフトウェアの恩恵を受けていたり、わからないことを聞ける場所やつながりがあったり。その恩返しだったり、技術系コミュニティーへのサポート、という意味合いも協賛にはあります。

結果として技術系コミュニティーが活性化して、よりオープンソース活動が盛んになったり、エンジニアが増えたり、彼らのスキルが上がるのであれば、間接的にではありますが会社にとっても得になる、という計算もできますね。

なので単純に、費用対効果は…とか考え始めると要素がいろいろありすぎて難しいのですが、手軽にできるサポートの手段として、イベントへの協賛というのは非常に有用だと思います。

会社によってはスポンサーブースを出すなどして、社内に引きこもりがちのエンジニアを外部の刺激にさらす、というのもありかもしれません。やはり自分以外、自社以外のエンジニアや他の会社のやり方に触れられるのは大きな刺激になりますね。

今後の協賛の予定とか

そのようなわけで、当社としても引き続き、技術コミュニティーへの貢献を続けてまいります。 来年2020年は、2月に開催される「PHPerKaigi 2020」と、3月に開催される「Laravel JP Conference 2020」に協賛することが既に決まっています。

より楽しく、活発な技術コミュニティーができることを願っています。協賛がその一助になれば、と思うのです。