テキストコミュニケーションでつまずかないようにするために

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

イノベーター・ジャパンでは、リモートでのコミュニケーションが日常です。オフィスが東京、福岡、柏、湘南と分かれており、フルリモートで働くメンバーもいるからです。また現在、出社を最低週3日としているので、週2日はリモートで仕事する可能性があります。

そうしたリモートワークを支えているのがSlackです。全社用、プロジェクト用、部活動用、個人用(分報)など数多くのチャンネルが乱立(よい意味で)しています。もちろん、ビデオ会議(Zoomを使っています)やSlackのハドルミーティングも活用していますが、多くのコミュニケーションはテキストを用いて行われます。

テキストコミュニケーションですが、誰もが最初からうまくできるわけではありません。どういうわけか、人はテキストだと強い調子で物事を書きがちです。人を傷つけてしまったり、人に不安や疑念を起こさせるような書き方、してしまったことはありませんか。

特に個人用チャンネルの場合、思ったこと、感じたことをあまり考えずに書いてしまうことが多いと思います。仕事の場としてふさわしいものにできているでしょうか。

対面ならきっとしないであろう表現をついついしてしまう、その可能性があることを認識して、書く前、投稿する前に深呼吸するぐらいでちょうどいいです。相手の顔が見えないからどんな内容でも書いていいわけではありません。誰か個人に言いたいことがある場合、直接言いましょう。個人用チャンネルでいくら書いたとしても、何も解決しません。

嫌なら見なければいい、という論法もありますが賛成できません。そもそも人が嫌がるようなコミュニケーションを、チームとして、会社として是とすることはあり得ません。また、ネガティブで攻撃的な投稿を見た場合、自分のことかな?と人は思ってしまうものです。そうした誤解を招く可能性についても、理解しておきましょう。

以前の記事で、イノベーター・ジャパンが大切にしている4つのVALUEについて書きました。今回の話はそのうちの「LOVE」に関係があります。チームメンバー(同僚)やクライアントへの敬意と思いやりは、仕事を進める上で本当に大切なことです。

お互いが気持ちよくよりよいコミュニケーションを行うために。テキストコミュニケーションの難しさを理解しつつ、活用していけたらと思います。人間の最大の発明の一つであるテキストコミュニケーション。使いこなしてリモートワークを円滑にしていきましょう。