ソフトウェアエンジニアの荻島です
2/11に開催されたPHPConference関西にて人生で3回目のコミュニティイベントでの登壇をしてきました
最初は「地方カンファレンスだし、せいぜい数十人に聞いてもらえればいいかな...🤔」と思っていたのだけれど、
- 参加直前になって参加者が400人以上いるような大規模カンファレンスであること
- その中でも一番大きな箱での発表であること
を知り、本気で震えました(実行委員長に「え?本当に?」って聞いてしまったw)が、なんとか無事に登壇を終えることができたので今回の登壇内容やその背景などについて忘れないうちにブログに残しておこうと思います
登壇内容
Interfaceってそもそもなんだっけ?というのを
- 簡単なサンプルコード(Strategyパターン)でリファクタリングし、その有用性を感じてもらいつつ
- あくまでそれは副産物でInterfaceの本質は依存方向を自在にコントロールできるというその性質であることを伝え
- 「Interfaceの話はソフトウェア設計の話である」というソフトウェアアーキテクチャへの入り口へ案内する
という構成にしました(スライドは↓)
実はこのスライドは発表の直前までもっと薄い内容で、素振りをするうちに「伝えたいのはそんな表面的な話じゃないな」って何度も書き直しを行い、最終的な形になったのは当日の東海道新幹線の中でした...間に合って良かった
テーマ選定の背景
個人的にはInterfaceの話を理解するためにはSOLID原則やアーキテクチャの話になる思っているのだけど、いきなりそういう話をしても初心者は「?」となりがち(自分も実際そうだった)ので、その入り口というか、スライドの中で紹介しているような設計の入門本や、その先にあるボブおじさんの本(クリーンシリーズ)に辿り着くための道を示せたらなという想いで内容や構成を練りました
実際にどこまで伝わったかはわからないけども、その後のAsk the Speakerで何人かの聴講者から「わかりやすかったです!」とか「設計の話、理解してみたいと思いました!」というような声を聞けたのはとても嬉しかったです
これを機にソフトウェア設計に対して興味関心をもってくれる人が増えると良いなぁ...
登壇が終わっての反省点と今後への展望
反省点として緊張のあまり早口になってしまったのと、一部話す予定だった内容が漏れてしまっていたこと(やはり要所要所で伝えなきゃいけないところはちゃんとスピーカーノート等でメモらないとダメですね...😅)
ただ、今の所エゴサしている限り伝えたかったところはある程度伝わったのかなというのと、何人かのベテランの方々にも「良い内容だった」とお褒めの言葉を頂けたので一定の水準の発表内容にはできたのではないかとは思います(発表する内容に対してしっかりと深みが出せるように北海道の二次会でアドバイスを下さったそーだいさん、本当にありがとうございました!)
ここで満足することなく、次の登壇ではもっとクオリティの高い発表ができるよう引き続き精進をしていきたいと思います🙇機会を作ってくださったPHPCon関西実行委員長のかのうさん、当日のイベント実現に尽力くださったスタッフの皆さん、聴講いただいた参加者の皆さんのおかげで最高の体験ができました!本当にありがとうございました!
また来年、この地に立てるように引き続き色々やっていくぞ💪と決意を新たにしたPHPCon関西でした