社名入りの登壇資料で気をつけていること

こんにちは、エンジニアの @hanhan1978です。

この記事はイノベーター・ジャパン Advent Calendar 2018、23日目の記事です。

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社名入りの登壇資料とは?

私は2017年の6月から株式会社イノベーター・ジャパン(以下IJ)にジョインしています。IJはエンジニアが外部で登壇等を行った際に、旅費などを一部サポートしてくれる制度があります。そのため...というわけでも無いのですが、ジョイン後は所属先を明確にした上でプレゼン資料を作成しています。

気をつけていること

1. 採用アピールや自社アプリの宣伝等は極力控える

勉強会の主目的は知見の共有や、他のエンジニアとの交流です。採用を主目的とした勉強会であれば別ですが、そうでなければ採用アピールはオマケのオマケでしかありません。なので本当に最低限、社名を大きい声で言うだけにとどめています。スライドの内容に関わらないのであれば自社ウェブアプリケーションの話もしません。社名のみです。スライドにして1枚。

個人的な経験ではあるのですが、採用のためのスライドや自社アプリの宣伝が大量に入った登壇資料は、内容を聞く以前に飽きてきてしまいます。肝心の発表内容に行く前に聞く気持ちがなくなってしまいます。本末転倒なので本当に最低限にしています。

また、Speaker Deckに資料をアップロードする時に、社名のみのスライドも削除しています。スライドの内容に直接関わらないので...。

2. 発表内容は厳選

会社の中でどのような技術的論議がされているのかが透けて見えるように、社内で普通に議論されるような内容でいて、社外のエンジニアに共有する意味があるだろうと思う内容を毎回考えています。基本的には業務中に得られた経験を凝縮することで、聞いている人たちに少しでも関心をもってもらえるといいなと思って作っています。 「〇〇やってみた」程度の話をして、聞いている側の人に「IJはこんなもんか」と思われたくないという気持ちもあり、いつもドキドキです。

3. 必ず社内レビューを通す。

発表前に、なるべく速いタイミングで、社内の同僚エンジニアにレビューを通しています。会社の顔?として外部で発表してくるので、少なくとも同僚の人たちが、納得できないのでは話にならないと思っています。

※ちなみにこのブログもレビューが通されます。

4. 懇親会にでる

個人で勉強会に参加するときは、懇親会を帰ってしまうことも多いのですが、なるべく残って、交流するように心がけています。ボッチ体質なので、人に話しかけるのは苦手なのですが、なるべく話しかけるように心がけております。個人的にはこれが一番たいへん。あ、でも二次会には行きません...。

登壇実績

今年、Innovator Japan所属として登壇した勉強会の一覧です。

コンテナを雰囲気で動かさない話 - Speaker Deck
ログの設計してますか?PSR3とログ設計の話 - Speaker Deck
Laravel Collectionの計算量を調べてみた - Speaker Deck
PHPで学ぶCacheの距離の話 - Speaker Deck
受託で頑張る、僕たちのカンバン! - Speaker Deck
僕たちのカンバン! - Speaker Deck

合計6回、割と少ないですね...。来年は二桁にのっけたい。

社名入りで何か効果があるのか?

正直あんまり分かっていません。社名入りだろうが無しだろうが、カンファレンスや勉強会の本旨には関係ないです。ただし、最近以下のようなお声をいただくことがあります。

  • イノベーター・ジャパンって名前、聞いたことがあります。
  • イノベーター・ジャパンの人、よく登壇されてますよね。
  • いつも、真面目な内容ですね!

ジワジワとですが社外のエンジニアに対するアピールになっていそうです。きちんとやってきてよかったなと思いつつ、これからも気を引き締めて頑張ろうと思いました。

これからも、イノベーター・ジャパンメンバーを勉強会で見かけたときは、ぜひ気軽にお声がけください!勉強会の品位を落とさぬように気をつけつつ、今後もいろんな所に顔を出していきたいと思います。