Merakiでネットワーク管理

こんにちは。ネットワークエンジニアのk_yagi23です。 この記事はイノベーター・ジャパン Advent Calendar 2018、21日目の記事です。

当社は自社の社内ネットワークはもちろんの事、他社のネットワーク設計構築もお仕事として行っています。 最近、在る会社の社内ネットワーク機器リプレースのプロジェクトがありCisco Merakiの機器を導入しました。 Cisco Merakiで何が出来るのかを少しご紹介しつつ、導入を検討している管理者の判断材料の足しになればと思います。

Merakiって何?

最近流行りのクラウド経由で管理出来るCisco社のMerakiというシリーズの機器です。 ついにネットワーク機器の世界にもクラウドの波がやってきました。

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Merakiのログイン画面

Merakiで出来る事

以下にちょっと紹介します。

インターネット上から機器の設定が可能

今までもブラウザでネットワーク機器の設定等は出来ました。しかし、Merakiはインターネット上から全Meraki機器の設定が1つの管理画面で可能なのです。これにより拠点間が閉域網で繋がっていなくても、離れた拠点のネットワーク機器の管理が可能です。これは管理者にとって劇的に助かります。

ネットワークをどんな感じで使っているの?というのが判る

以前はポートミラーリングをしてパケットを分析して〜と解析は結構大変でした。Merakiは管理画面上で一目瞭然。

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アプリケーションのトラフィックを表示した画面。有名所はサービス名も表示されます。

Merakiの無線APを導入すると周辺のロケーション分析が可能

Wifi接続が可能な機器は定期的に接続可能なアクセスポイントが無いか周辺のWifiアクセスポイントをチェックしています。(アクセスポイントが一覧で表示されるアレです。) その仕組みや電波強度等を利用して、1日にどの位の人が周辺にいるのか、どの位の人が施設に訪れたのか等を分析をしてくれます。MerakiのAPを店舗に導入すれば、店舗の周辺の人の流れを把握出来て色々と施策を取ることが可能になるかもしれません。

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ロケーション分析画面

まとめ

まだまだ紹介したい機能は沢山ありますが、複数拠点や大規模なネットワークも少数で管理可能だと思います。ネットワーク管理者の方で人数不足を感じている方は是非検討してみては如何でしょうか?

おまけ

Cisco Merakiはウェビナーを定期的に開催していて、ウェビナーに参加するとお試しとして無料で機器やライセンス提供してくれたりします。検討中の方はそちらも利用するのも良いかもしれません。

なんか宣伝ぽくなってしまいましたが、次回Advent Calendarは弊社インド人マーケターのLovさんです。