JP_Stripes in 福岡 vol.5で増税対応について話してきました #JP_Stripes

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こんにちは、@gorou_178 です。2019年10月1日に消費税率が10%に変更されました。その対応についてJP_Stripesでお話させていただきました。

登壇内容について

発表したスライドはこちらです。tenpuでの増税対応について発表しました。 speakerdeck.com

JP_Stripesとは

Stripeというオンライン決済プラットフォームサービスのユーザーコミュニティです。全国16都市でミートアップイベントが開催されており、トータル60回以上開催されています。私は福岡の運営メンバーをさせていただいております!イベントの様子は、Togetterにまとめられているのでこちらもご覧ください。 togetter.com

当日頂いたQAについて

「増税対応のときに、10月1日を跨ぐ請求があるとなぜ困るのか?」という質問がありましたので詳しく説明します。 Stripeの定期課金にはライフサイクルがあり、以下の流れで決済が行われます。*1

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定期課金の決済までの流れ

ここで大切なのが、定期課金(Subscription)請求(Invoice)は別物だということ。定期課金を更新しても既に作成されている請求は更新されません。請求を更新しても紐付く定期課金は更新されません

増税が行われる10月1日を跨ぐ前に、税率8%の定期課金から作られた税率8%の請求が作成されている場合、定期課金だけ更新しても請求の税率はそのままです。必要であれば請求の税率の変更も行わなければいけません。*2

Stripeにはこの請求処理が行われる期間がAPIで取得できます。請求期間を跨ぐユーザがいるかどうか確認ができるため事前に対処ができます。以下記事を参考にさせてもらいました。 qiita.com

まとめ

JP_Stripes in 福岡 vol.5で増税についてお話してきました。バッチでの対応は公式サイトで紹介されていたやり方と違っていたので不安もあったのですが、JP_Stripes内で同じような対応をした方がいたので安心しました。このあたりの話をポッドキャスト「IJ Cast」でもお話しているので興味のある方は聴いてみてください!

会場は福岡で話題のエンジニアカフェで開催させてもらいました。とても素敵で快適なスペースでしたのでコワーキングスペースとしても利用させてもらおうと思います。

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エンジニアカフェ外観

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エンジニアカフェ内観

engineercafe.jp

*1:詳しく知りたい方は Stripe定期課金のライフサイクル - Innovator Japan Engineers’ Blogを参照ください。

*2:軽減税率や商品によっては変更する必要がないものもあります