こんにちは @hacktk です。
今回は↓の記事に続き、Atomで文章校正を行う話を書きます。
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背景
当社はメディアサイトに関わる案件も多く、雑な文章表現はたとえ社内コミュニケーションでもひかえたいところです。
ただ私は文章がそれほど得意ではないので、 textlint でチェックすることにしました。
textlint導入
textlintで日本語の文章をチェックする | Web Scratch を参考にやってみます。
すぐに試せそうな2つのプラグインもインストール。
$ npm install --save-dev textlint textlint-rule-max-ten textlint-rule-spellcheck-tech-word
.textlintrc
という設定ファイルを作成しておくと、textlintコマンドにルールを引数で渡す必要がなくなります。
.textlintrc
{ "rules": { "max-ten": { "max": 3 }, "spellcheck-tech-word": true } }
実行は textlint
コマンドにファイルパスを渡すだけです。
$ node_modules/.bin/textlint README.md
はー、便利。
Atomで使う
linter-textlint プラグインを入れます。
プロジェクトに node_modules
と .textlintrc
があれば、何も設定しなくとも動くのでありがたいですね。
その他のルール
他のルールが欲しい場合、textlintのWikiにあるルール一覧から探してみると見つかるかもしれません。 (もちろん自分で作成してもよいと思います)
今回は表記ゆれをチェックしてみたかったので、 textlint-rule-prh を入れ、リポジトリでお勧めされている prh/rules を使わせてもらいます。
$ npm install --save-dev textlint-rule-prh
$ git clone git@github.com:prh/rules.git ./prh
.textlintrc
にも追記。
.textlintrc
{ "rules": { "max-ten": { "max": 3 }, "spellcheck-tech-word": true, "prh": { "rulePaths": ["prh/media/techbooster.yml"] } } }
動きを見てみます。
はー、便利。
まとめ
このエントリもtextlintを通してエラーが出ないようにしてみました。
メディアサイトなどの編集作業で使ってもらうのを目標に、ルールや辞書を追加しながら試してみようと思います。