福岡のIT業界をなんだか盛り上げようとしている話

f:id:akase244:20180312120924p:plain

こんにちは、イノベーター・ジャパンの福岡オフィスで働くエンジニアの @akase244 です。

突然ですが、みなさん盛り上がってますか?

はい、ということで、「福岡のIT業界がなんだか盛り上がってるような気がするという話」を以前書いたのですが、その続編みたいなやつです。

今回、かなり感情の入った文章になってるので引かないでくださいね。お願いします。

もしかすると読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、「IT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016」の「5年目に突入したFukuoka.phpのこれまでとこれから」という記事に書いているとおり、私は業務外の個人的な活動としてFukuoka.phpというPHPの勉強会コミュニティを運営しています。

そして、このコミュニティ活動をきっかけに「PHPカンファレンス福岡」という言語カンファレンスを立ち上げるまでに至りました。この勢い「熱い」ですよね?

そんなPHPカンファレンス福岡も今年の6/16(土)の開催で4回目を迎えるのですが、過去3回の参加者の推移はこんな感じになっていて、毎年200~300人ほどの方にご参加いただいております。ということで、年を追うごとに「熱くなってるな」というのが分かりますよね?

2015 2016 2017
一般参加者 126 143 162
スポンサー 16 35 55
スピーカー 23 28 25
スタッフ 15 24 32
合計 180 230 274

※かけもちしている方もいらっしゃるため合計は延べ人数となっています。

スポンサー枠については、おかげさまで今年も完売となりました。「スポンサー様からの熱量」を感じております。スポンサーの皆様の支援があってはじめて実現できることなので本当に感謝の言葉しかありません。

また、去年の福岡のイベントを振り返ってみると、

といった素晴らしいカンファレンスも開催されており、「福岡マジで熱いな」というのが感じられた年だったと思います。

しかし、私は過去にこのような「熱い」流れを継続できなかった苦い思い出があります。。。(まぁ、この話は直接お会いした際にでも)

なので、「PHPカンファレンス福岡」はこの盛り上がってる感じが持続できれば良いなぁと思っています。
ましてや今年は実行委員長らしいので、その思いはちょっと強めです。

PHPカンファレンス福岡2018の登壇者募集フォームに目を向けてもらうと、そんな思いの一端が垣間見えるかもしれません。そこには「PHPの話である必要はありません」といった文言が明記されています。

去年までは「アプリケーション開発であれば周辺技術や設計手法など様々なことを意識しながら作業しているのだから、PHPのみに的を絞るよりも、面白いセッションが聞けるんじゃない?」といった発想だったかと思いますが、今年はこの「PHPの話である必要はありません」に対して自分の中で(勝手に)意味づけを考えていて、PHPカンファレンス福岡というイベントを通して「福岡のIT業界ではこんなに多種多様な技術を持った人がたくさん働いてるんだな」ということを知ってもらい、「福岡のIT業界ヤバイ」ともっともっと注目してもらうきっかけになれば良いなと思っているワケです。

過去を振り返ってみても、PHPとは関係ないセッションが結構あるので、「あ、だったら登壇してみたいかも?」思った方はぜひ応募フォームへアクセス(※締切は3/20まで)してもらえると幸いです。

  • API型決済サービスから見る決済の未来
  • flowtypeで始める型のあるJavaScript
  • Progressive Web Apps + AMP = PWAMP for PHPer
  • Dockerを本番で使ってみて分かったこと
  • SendGridで人生変わった
  • Go言語で実装するLinuxNameServer
  • 僕がエンジニアを辞めた理由

だらだらと書いてしまいましたが、まとめるとですね「PHPカンファレンス福岡をきっかけに、私たちが働いているこの土地、この業界の盛り上がりの一助に少しでも貢献できたら」という思いを伝えたかったのです。

しかし、私たちが従事しているこの業界はよくよく考えると不思議な業界ですよね。
普段つながりの無いいろんな企業の方が集まって、カンファレンスのような大人の文化祭みたいなことをやって、自分たちの手で業界を盛り上げることができるのですから。
それによって、「自分が働いてるこの業界ってなんかいいなぁ」なんてことを思ってもらえたら、主催側としては最高の気分です。

はい、最後までお付き合いいただいてありがとうございました。という訳で会場でお会いできたら幸いです。
みなさんのご来場を心よりお待ちしております。