PHPConference福岡2023にて登壇してきました!

ソフトウェアエンジニアの荻島です。 先週末福岡で開催されたPHPConference福岡2023に参加・登壇してきましたので、そのレポです。

オフラインカンファレンスは春のPHPerKaigiに続いて2回目だったのですが、今回はなんと応募したトークが採択され、登壇者として参加してきました。

登壇内容

トークは「Monologの実装に学ぶInterfaceの使いどころ」というタイトルでの発表でした。

fortee.jp

内容としてはPHPer御用達のロギングライブラリ、Monologの内部実装で使用されているInterfaceを例に、

  1. Monolog内部でInterfaceがどんな役割を担っているのか?
  2. Interfaceを上手に使うと何が嬉しいのか?

というInterface入門時に躓きがちなInterfaceの概念部分をメインにお話をさせていただきました。

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EC2 Instance Connect Endpoint を活用して踏み台なしで RDS に接続するスクリプト

追記: 仕様変更により、本記事に記載の方法は利用できなくなっています。

以下の通り、 SSH / RDP のみ利用可能な仕様となっています。

The specified RemotePort is not valid. Specify either 22 or 3389 as the RemotePort and retry your request.




エンジニアの唐津です。
先日、AWS から EC2 Instance Connect Endpoint(EIC Endpoint) という新機能 が発表されましたね。

こちらを利用することで、パブリック IP アドレスを持たない EC2 に SSH/RDS することが可能となります。
それ自体はこれまでも実現可能でしたが、EIC Endpoint はなんと無料で利用可能で、かつ設定も簡単ですので、ぜひ積極的に活用していきたいサービスです(データ転送料金はかかります)。

こちらの導入により Bastion サーバを削減し、セキュアな状況を保ちつつも、コストや運用の手間を削減できるケースも多いのではないでしょうか。

EIC Endpoint を活用して踏み台無しで RDS に接続する

さて、ホットな新機能ということで、色々と検証されている方も多いと思います。
例えば、クラスメソッド様の記事 では、 EC2 だけでなく、 RDS にも踏み台なしで接続可能であることを検証・確認されています。

私も例に漏れず、便利に活用できないかと考え、
上記の記事を参考にさせていただきながら、プライベートサブネットにある RDS インスタンスを対話的に選択し、
接続設定を行うシェルスクリプトを書いてみました。

EIC Endpoint を活用していますが、そもそも EIC や AWS CLI を利用した操作にあまりに馴染みが無い方もいらっしゃるかと思います。
少し事前準備は必要となりますが、普段 AWS CLI 等をあまり使用しない方でも楽に使えるようにできればと思い、
スクリプト実行時には、対象の RDS を選択するだけで、接続設定が完了できるようにしています。

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テキストコミュニケーションでつまずかないようにするために

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

イノベーター・ジャパンでは、リモートでのコミュニケーションが日常です。オフィスが東京、福岡、柏、湘南と分かれており、フルリモートで働くメンバーもいるからです。また現在、出社を最低週3日としているので、週2日はリモートで仕事する可能性があります。

そうしたリモートワークを支えているのがSlackです。全社用、プロジェクト用、部活動用、個人用(分報)など数多くのチャンネルが乱立(よい意味で)しています。もちろん、ビデオ会議(Zoomを使っています)やSlackのハドルミーティングも活用していますが、多くのコミュニケーションはテキストを用いて行われます。

テキストコミュニケーションですが、誰もが最初からうまくできるわけではありません。どういうわけか、人はテキストだと強い調子で物事を書きがちです。人を傷つけてしまったり、人に不安や疑念を起こさせるような書き方、してしまったことはありませんか。

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fzf で AWS CLI のプロファイルを快適に切り替える

こんにちは、SRE の唐津です。

AWS リソースを操作・参照する際に、AWS CLI を活用することがあるかと思います。
マネジメントコンソールでは時間のかかる作業を効率的に実行できたりする一方で、誤ったプロファイルを利用すると意図せぬ結果を招くリスクもあります。
複数のプロファイルを利用する場合は、適切に使い分ける必要がありますが、切替がそこそこ面倒ですよね。

ということで、 プロファイルの切り替えを少し快適にする方法をご紹介します。

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SESとして業務に関わらせていただいた話

こんにちは、SESのおくすて(@octstation)です。

1年半ほど業務に関わらせていただきましたが、この度5月末で契約が終了する運びとなりました。そこで、この記事を通じてイノベーター・ジャパンへの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

SESとしても働きやすい環境

私がSESであるという立場に関わらず、常に同等に接していただき、とても働きやすい環境でした。

毎週火曜日がエンジニア出社日になっているのですが、出社日にはお昼をご一緒させていただいたり、夕食をご一緒させていただいたり(食べることばっか)で、毎日楽しかったです。

また、slackでは個人ごとに分報チャンネルが存在しているのですが、リモートワークの日でも、私のチャンネルも用意してくださり、コミュニケーションが取りやすい環境でした。

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業務を一人でやらずに楽しく進める工夫

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

イノベーター・ジャパンでは、大切にしている価値観として四つのVALUEを決めています。「LOVE」「CHAOS」「GROOVE」「ENJOY」です。普段特別に意識することはあまりありませんが、ふりかえると大切だよね、と思うことが多いかもしれません。

ちなみに二つ目の「CHAOS」は、別に混沌とした状態を是とするわけではなく、新しいことを始めるときは勇気を持って道なき道を進んでいこうぜ、というチャレンジ精神を大切にする心がけです。やっていくぞ(最近だとGenerative AIあたり進行中です)!

さて、今回はそのうちの「ENJOY」にまつわる話。

開発だけでなく、業務で一人でやるのがつらかったり、一人でやると悩んでしまったりすることってありますよね。あるいは一人でやると捗らない作業も。例えば見積もりを考えるとか、仕様について整理するとか。そういう話を聞くと、自分はよく「皆でやってみなよ(やってみようぜ)」という話をします。

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