AWS SSOの多要素認証でYubikeyを使う

こんにちは。たべたつです。

皆さん、Yubikey使ってますか?私はあんまり使えてませんでした。 最近になって、AWSのMFAにYubikeyが使えるようになっていたことに気がつき(遅い)、設定を変更したのでそこそこ使うようになりました。

弊社では複数のAWSアカウントを管理しており、アカウント、IAMユーザーの管理のためにAWS IAM Identity Center(AWS Single Sign-Onの後継)での管理を行なっています。

AWS IAM Identity CenterではMFAを設定でき、弊社ではセキュリティの観点からMFA必須としているのですが、業務で利用していると、都度スマートフォンでGoogle Authenticatorなどのアプリを開いて数値を入力して…と若干の煩わしさを感じていました。

導入当初は『Yubikey使えないのか〜』と思っていましたが、2020年11月よりWebAuthnを使用した多要素認証が設定できるようになっていました。

続きの3ステップでMFAの煩わしさから解放されましょう!

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認証と認可の違いについて

こんにちは、ソフトウェアエンジニアの小野寺です。

今回は認証と認可の違いについて書いていきたいと思います。 ログイン機能やAPI連携などで認証・認可周りが出てきますが、違いが理解できていなかったので調べてみました。 まずは日常を例にして認証と認可の違いを比べてみます。

認証:誰であるかを明らかにすること

認証について。認証はあなたが誰であるかを明らかにすることです。 例えばマイナンバーカードは名前や性別、生年月日が記載されていて、あなたが誰であるかを明らかにします。マイナンバーカードは認証の証明書なわけです。ただし、マイナンバーカードを持っているだけで何かができるわけではありませんね。

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ビデオ会議で明るい表情と声で話すこと

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

コロナ禍でリモートワーク(テレワーク)が促進され、オフィスに出向かず自宅等でお仕事する方も増えたのではないでしょうか。特にIT業界では顕著だと思います。

そういった状況の中で、あっという間にポピュラーな存在になったのがビデオ会議(オンライン会議、Web会議)ではないでしょうか。ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teams等を用いた打ち合わせ・会議はもはや当たり前の光景になっています。

当社ではコロナ禍以前より複数拠点間(東京・福岡・&donutsの各オフィス)で連携しての業務を行っていましたが、当時はPolycomの会議システムを利用して、拠点同士をつないでやり取りをする程度でした。しかし今や、それぞれのPC同士で接続できるようになったのです。本当に便利な世の中になりました。

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ねばり強く問題に向き合えるかという資質

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

先日、ISUCON12オンライン予選に三人のチームで参加しました。本戦には進出できませんでしたが、目標の「スコアをゼロでなく、きちんと出せる形で終わること」「楽しむこと」の二つは達成することができました。

久しぶりに一日アプリケーション開発のことだけ考える時間を持てた気がします。自分の場合、普段はどうしても会議やいろいろやらなければならないことが多く、なかなかまとまった時間を取ることができていませんでした。定期的にそうした時間を取れるようにしてみようかな、と思ったりしています。

さて、ISUCON12オンライン予選への参加を通じて、エンジニアの資質としてあらためて「ねばり強さ」というものがあるなと感じました。何か問題が起こったとき、あるいはわからないことに遭遇したときに、一歩一歩解決に向けて考えたり、調べたりしながら手を動かし続けられる能力です。

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採用面談(カジュアル面談)をするときに考えていること

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

採用活動において、「採用面談」(あるいは「カジュアル面談」)を行うのが当たり前になってきました。いわゆる「採用面接」とは別の、選考過程ではない、その前段階という立て付けです。今回は、自分が採用面談をやる側として考えていること、心がけていることについて書いてみようと思います。

ちなみに、当社では私がエンジニアとデザイナーの採用面談を担当しています。自分一人で行うことも、誰かエンジニアやデザイナーと一緒に行うこともあります。

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スクラム開発のスプリント振り返りを色々な手法でやってみた

こんにちは、エンジニアのうじたです。

弊社ではスクラム開発を取り入れており、スプリント内の最後には毎回スプリントレトロスペクティブという振り返りを行っています。 2021年の8月から開始して、現在までの間に約15個の振り返り手法を試してみました。 現在はFDL+Tというオリジナルの手法によって行っています。

この記事では試してみたいくつかの振り返り手法の感想現在のFDL+Tという手法を採用した経緯をまとめました。 どの振り返り手法を採用しようか悩んでいる方の参考や弊社の振り返りの雰囲気が伝わると嬉しいです。

弊社でのスプリント振り返りの歴史

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