【おうちハック】帰宅時の鍵の閉め忘れを防止してみた(ソニー MESH × Philips hue)

どうもこんにちは、@yamacho1111 です。

先日(9/20)、ソニーのIoTガジェット「MESH」の公式Androidアプリが公開されました。
これまでiOS版はあったのですが、Android派の私としては、待望のリリースでした。

仕事に関係しませんが、よい機会ですので、MESHを使って"おうちハック"をしてみたいと思います。

帰宅時の鍵の閉め忘れを防止する

会社から帰ったときに、鍵がかかっていないことがあります。
相方のしわざです。
出かける時はちゃんと鍵を閉めているようなのですが、帰宅時にうっかり忘れてしまう時があるようです。

ということで、「鍵が開いているよ?」ということが視覚的にハッキリわかるように、鍵が開いていた場合に玄関の照明の色を変えることにします。

使うのはソニーのMESHと、Philips hue*1です。

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Philips hueは、あらかじめ玄関の照明と入れ替えておくとして、MESHタグをいじっていきます。
MESHタグには色々種類がありますが、今回は、GPIOタグを使います。

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さて、GPIOタグの右側にある小さい部品はなんでしょう?
これは、タクトスイッチと呼ばれる電子部品です。
このタクトスイッチを、そのままダイレクトにぶっ刺します。

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MESHアプリで設定をしていきます。
レシピとしては、次の通りです。

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詳細設定をみていきます。
まずは、スイッチが押された時に、照明を青くする設定です。
入力側のGPIOタグのトリガーを「High→Low」、出力側のHueの照明の色を「青」とします。
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次に、押したスイッチが離された時に、照明を元の色に戻す設定です。
入力側のGPIOタグのトリガーを「Low→High」、出力側のHueの照明の色を「電球色」とします。
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動作確認します。
次の動画を御覧ください。
www.youtube.com

うまく動きましたね。
ということで、家の扉に設置します。

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鍵が開いているときに、ボタンが押されるという仕組みです
MESHタグは両面テープで固定しました。
横に伸びているコードは、モバイルバッテリーです。
内臓バッテリーが切れても、わざわざ両面テープを剥がす必要はありません。

それでは、次の動画で実際の動きを見てみましょう。 www.youtube.com

うまくいきました。
これで、鍵を閉め忘れることもなくなるはず・・・。

ここまで出来ると、
「さらに一定時間、鍵が開きっぱなしだと、照明が赤くなってメールが飛んでくる」
みたいな事もやりたくなってきます。
そういう場合には、以下のようなレシピで動くかと思います(参考までに)。 f:id:yamacho1111:20160923115750p:plain

気になる点

このように、とても便利なMESHですが、Bluetoothで通信がおこなわれるため、接続が不安定な印象があります。
また、MESHの動作は、必ずアプリを介しておこなわれるので、今回のような使い方をする場合には、アプリの入った端末を家の中に常設しておく必要があります。
このあたり、アプリを代替するような専用端末が出てきてくれると嬉しいのですが。

MESHがセール中らしい

Android版MESHアプリのリリースを記念して、少しお安く購入できるようです。
興味がおありの方は、これを機会に購入されてみてはいかがかと。
商品一覧 | MESH(メッシュ)

*1:スマートフォンやタブレットから遠隔操作できる照明システム